やんばるの現状について

やんばるの現状

1981年、「60年ぶりの新種発見!」と報じられたヤンバルクイナは、世界中でヤンバル(沖縄本島北部)地域だけに生息している飛べないクイナです。

 

その数と生息地域が年々どんどん減っているのは...。
主な原因として、野良猫、野良犬、マングースなどによる補食だといわれています。

 

亜熱帯特有の気候のなかで、肉食獣が存在しない生態系にできあがったヤンバルの森。その条件にあわせて進化し、地上で生きてきたヤンバルクイナは、飛んで逃げることもできず、やすやすと肉食動物の犠牲になってしまうのです。

 

ヤンバルの森に猫や犬を捨てたのは、人間です。
私たちは、どうぶつと人の関係や社会のあり方を見つめ直そうと、この問題に取り組んでいます。

 

 

照葉樹が生い茂るやんばるの森

 

 

 

 

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