どうぶつたちの病院沖縄について

ヤンバルクイナ学習普及パネルの寄贈

2013年6月27日 15:57

このたび、やんばる地域の子どもたちにもっとヤンバルクイナについて知ってもらうために、
ヤンバルクイナの生態や保護活動についてまとめたパネルを制作しました。

このパネルは、毎年ヤンバルクイナの集落調査(プレイバックによる生息調査)を
一緒に行っている小学校6校へ寄贈することになり、
6月24日に、各学校へ伺い、パネルをお渡ししてきました。

1校目は高江小中学校。
高江小中学校.jpg
授業中でしたので、校長先生に受け取ってもらいました。

2校目・3校目は安波小学校と安田小学校。
安田小・安波小_01.jpg
この日はちょうど安波小学校と安田小学校の集合授業の日でしたので、
授業の1コマをいただいて、パネルを使ってヤンバルクイナの特別授業をしました。

安田小・安波小_02.jpg
日常的にヤンバルクイナの姿を見ることができる安田や安波の子どもたちは、
ヤンバルクイナの生態についてはよく知っていて、クイズにも「ハイ!ハイ!」と元気に答えてくれました。

4校目は奥小学校。
奥小.jpg
体育館で贈呈式を開いてもらいました。

5校目は北国小学校。
北国小.jpg
高学年の生徒は合同授業で佐手小学校へ行っていたので、
代表で4年生の男の子に受け取ってもらいました。

6校目は佐手小学校。
佐手小.jpg
授業時間も終わった後の時間をいただき、
少しだけヤンバルクイナのお話をすることができました。

今回寄贈したヤンバルクイナのパネルは、ヤンバルクイナの生態だけでなく、
ヤンバルクイナを取り巻く問題や、ヤンバルクイナを守るためにしている保護活動について
知るための手がかりになると思います。
低学年の生徒には少し難しい言葉や漢字が使われていますが、
先生方にフォローしてもらいながら、理解を深めてほしいと思います。
また、ただ知るだけでなく、ヤンバルクイナを始めとするやんばるの自然を
将来どうしていきたいかを考え、行動していくきっかけになればいいなと思っています。

このパネルの制作に当たっては、公益財団法人東京動物園協会より平成24年度「東京動物園協会野生生物保全基金」の助成を受けました。また、公益財団法人ソロプチミスト日本財団からの支援を受けて、小学校への配布を行いました。
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